2019/07/18
【2019年版】愛知県や一宮市の交通マナーや交通事故事情
2019年7月17日未明、名古屋地方裁判所一宮支部前の交差点で高級車ハマーと軽自動車2台が衝突し、3人が死傷するという痛ましい事故が発生してしまいました。たまたま筆者も10年ほど前同じ場所でハマーと衝突事故にあったので、どうしても無関係な気がせず、少しでも注意喚起になればと思い今回の記事を公開することに致しました。
不名誉ではありますが、愛知県は「名古屋走り」に代表されるように交通事故が多いイメージが全国的に強いです。そのイメージは本当なのか、実際のデータと照らし合わせて検証します。
愛知県の交通事故事情
愛知県警察が発表している「交通死亡事故発生状況30年中」によると、残念ながら平成30年における死亡事故発生件数、人身事故件数ともに全国ワースト1位というデータとなっております。
愛知県内の死亡事故件数、人身事故件数自体はともに過去10年右肩下がりで推移していますが、全国的にはイメージ通り交通事故が多い地域であることは事実のようです。
また交通事故の当事者は67%を四輪車(車)が占めており、次に自転車が17%を占めています。事故原因は圧倒的に前方不注意、または安全不確認が多く、次に信号無視などが多くなっています。
そして悲しいことに飲酒運転死亡事故件数は13件で、前年同期比と比べ9件増加しています。飲酒運転の危険性が広く周知されているにもかかわらず、飲酒運転死亡事故件数が増えていることには驚きを隠し切れず、情けない気持ちと強い憤りを感じています。正しい行動を取ることは人として当たり前であり、最低限の自制心すら持てないのであれば動物と同じです。
一宮市の交通事故事情
続いて愛知県内でも特に一宮市に絞った交通事故に関するデータを確認します。
平成30年における単純な事故発生件数でみると、名古屋市10,868件、豊橋市2,171件についで一宮市は2,145件と県内で3番目に交通事故発生件数が多い地域です。
人口が多い地域では当然事故発生件数は高くなるので、一概に事故比率が多いというわけではありませんが、事故の危険が多い地域である可能性が高いことを常に肝に銘じておくことが大切です。
まとめ
今回は愛知県と一宮市の交通事故に関するデータをご紹介しました。
実際に私の周りには事故の被害者も、加害者となってしまった人もいます。たとえ生還したとしても、事故を起こした側も、巻き込まれた側も一生ぬぐい切れない傷を負うことになります。一瞬の気のゆるみが自分や相手、そして双方の家族を不幸にしてしまうのです。
事故を起こさない、または巻き込まれないためにも、事故の多い交差点では特に注意を払い周辺の状況確認を行いましょう。そして必ず法定速度を守り、交通ルールに則った運転をすべての方に心がけて頂きたいです。
また統計では、愛知県内のおける特性として8月は特に二輪車の事故が増加傾向にあるとのデータも出ているので、車や自転車以外にも、二輪車に乗る機会の多い方は特に注意してください。
「名古屋走り」のようなカッコ悪い運転をするドライバーが世の中から消え、交通事故のない愛知県になってほしいと心から願っています。